
- サイト運営で何したらいいのか困っている方
- アクセス解析初心者の方
- アクセス解析について調べ始めた方
- サイトにアクセス解析ツール導入前の方

ウェブサイトの担当者になって、会社から「成果を上げろ」と言われて悩まれている方も多いのではないでしょうか?
このページでは、そんなサイト運営で困っている方、「アクセス解析って…」となっている方に、はじめに決めておくことや何を使って何を見るのか等、基本的なことをお伝えします。
目次
サイト運営とは
サイトの運営とは、主に自社サイトで新しい情報・記事を公開したり、既存ページの情報を更新するなど、自社サイトの情報を更新・管理することです。更新漏れなどがないように管理することに加えて、「成果」や「価値」を上げていくことも求められます。
アクセス解析とは
サイトに訪れたユーザーの属性や行動などのデータ(情報)を解析することです。
「アクセス解析ツール」を利用して、データを収集します。よく利用されているのが、Google社が無料で提供している「Google Analytics」です。
このページでは、アクセス解析ツールは「Google Analytics」を使用することを前提に情報をお伝えします。
- サイト内のどのページがよく見られているのか
- ユーザーの特徴(属性※など)や使用しているデバイス
- ユーザーの訪問数
- ページの滞在時間

☆Google Analyticsは、サイト運営で求められる「成果」や「価値」を上げるために改善が必要なページなどを教えてくれます。(ヒントをくれる感じです)
サイト運営におけるアクセス解析で重要なこと
サイトを運営していく上で必要になるのは「目的」を決めることです。サイトの「目的」(ゴール)が明確になっていないと、アクセス解析もぼんやりとした内容になります。
ECサイトや自社サービス紹介サイトであれば「目的」も決めやすいと思います。ですが、コーポレートサイトになると様々な情報を掲載しているため、「目的」をひとつに決めるのは難しです。「目的」を決めないということを、決める必要がある場合もあります。
アクセス解析をする理由
アクセス解析を行う理由は、現在のサイトをもっと良くするためです。アクセス解析でサイトのアクセス状況を把握して、課題を見つけてサイト改善を行なうためです。
「サイトをもっと良くする」=「ユーザーが使いやすいサイトにする」ということになり、サイトの「成果」に繋がって、サイトの「価値」が上がっていきます。
サイト改善の流れと「PDCA」
アクセス解析を行なったら、解析結果を基に改善案を考えて、サイトを改善します。サイトを改善する際に、今回実施する改善は何を「目的」に実施するのかを決めておきます。
仮に「季節のサービス」ページの誘導率UP、表示回数増を目的に、トップページにバナー設置した場合、バナーがクリックされたかどうか、「季節のサービス」ページの表示回数がバナー設置前に比べて増えたかどうかを確認します。
この場合、改善する「目的」が「Plan」になり、改善が「Do」、改善後のアクセス状況の確認が「Check」、確認結果を踏まえて今回の改善が良かったかどうかを判断し次に活かす「Action」となります。
サイトを改善したら検証を行ない、「PDCA」を回していくことが大事です。
Google Analyticsの注意点
Google AnalyticsではCookieを利用してアクセス情報を収集しています。
Cookieとはユーザーがウェブサイトを訪問した際に、ウェブサイトからユーザーが使用しているブラウザに記録される情報です。ウェブサイトへの訪問した日や時間などさまざまな情報が記録されています。
Cookieを利用してアクセス情報を収集する場合は、Cookieを利用していることをユーザーに伝える必要があります。
また、Google Analyticsの利用規約にて、Google Analyticsを利用する場合は「Google Analyticsを利用していること」「Google Analyticsにてデータが収集される仕組み」を明確に伝えることとなっています。
アクセス情報を収集されたくないユーザーにはGoogle Analyticsのオプトアウト方法を伝えないといけません。
GA4から「Googleシグナル」という情報も収集できるようになっているため、「Googleシグナル」を収集する際は、ユーザーに伝えることが増えるため、注意が必要です。
当社がアクセス解析をサポートします!
アクセス解析を行なう「目的」
「仮説」を基にした改善・検証